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軟包装とは?

軟包装はフィルム素材でできた包装資材を指す言葉で、素材はポリエチレンやポリプロピレン、ポリオレフィンなどが代表的なものに挙げられます。
箱と違ってかさばりにくく、使い終えた後の処分が簡単に行えることから、食品全般や洗剤にシャンプーの資材にも使われています。
また素材やコーティングの組み合わせによって、様々な性能や機能を持たせられるので、お湯で温めるレトルトのパウチにも用いられます。

調理をするのと比べて洗い物が断然少なく済む

沸騰させたお湯に入れて待つだけで温められますし、なにより調理をするのと比べて洗い物が断然少なく済むのが魅力的です。
レトルトパウチは高温に耐えられるように、加熱しても成分が溶け出さない素材、コーティングが行われています。
内容物によっても、対策をしないと溶け出す恐れがありますから、酸性やアルカリ性など食品の性質に合わせて軟包装もまた選ばれているわけです。
ポテトチップスなどのスナック菓子の包装資材も軟包装ですが、空気を通してしまうと湿気により食感が変わるので、酸素透過を防ぐ作りになっています。
つまり、酸素が通りにくく湿気が食感を変えないので、開封する時までパリッとした食感が保たれます。
ちなみにスナック菓子の袋が膨らんだ状態で店頭に並んでいるのは、酸素に反応しない窒素ガスなどが充填されているのが理由です。
そうすることで酸素の侵入を防ぎ、湿気と共に酸化も防ぐことができます。

在庫管理や棚卸しの負担が軽減できる

他にも軽量で輸送コストが抑えられたり、在庫管理や棚卸しの負担が軽減できるのもメリットです。
それからイメージ以上に丈夫で傷つきにくく穴も開きませんし、落としても変形して衝撃を吸収するので、箱のように潰れたり破損して中身が飛び出す心配がないのも強みです。
これは素材の選定や加工にもよりますが、伸縮性を持たせて使いやすさを向上させることができます。
透明性を持たせる加工も可能ですから、デザインに幅が出てマーケティングの可能性も高められます。

製造の現場にとっては加工性の高さが魅力的

製造の現場にとっては加工性の高さが魅力的で、形状や機能、印刷がしやすい点も見逃せないポイントです。
ラップフィルムのように薄くて適度に粘着する軟包装は、カット済みの生鮮食品を酸素から守るのに最適です。
包む食品の形状に合わせてフィットしますし、密着して酸素が入り込む隙間をなくすので、生鮮食品にうってつけの資材です。
スーパーマーケットではいわゆるプラスチックトレーも活用されていますが、ラップフィルムと組み合わせることで、清潔に素早く鮮度を保つことができます。
一方では加工食品においても活躍しており、コンビニのおにぎりやサンドイッチといえば誰でも簡単イメージできるほど定着しています。
おにぎりは一般的に三角形でしかも粘着性のご飯を包む資材が求められますから、軟包装資材がまさに適します。

包みやすさと開けやすさ、そして分別性

ポイントとなるのは包みやすさと開けやすさ、そして分別性です。
海苔は食べる直前にご飯に合わせる必要があるので、おにぎりを包む資材は内部でご飯の層と海苔の層に分けられています。
最初から海苔とご飯が一体化していれば包みやすいですが、それだと食べる時には海苔の食感が失われてシナシナになっているでしょう。
パリッとした海苔の食感を残す為に、水分を含むご飯と接触しない構造に作られているのが、このコンビニのおにぎりの資材の特徴です。
サンドイッチは具材にもよりますが、ソースだったり水分が含まれる野菜、たまごなどがパンと一緒になった状態で保存することになります。
酸素が透過すると水分が逃げてしまうので、適度に水分を保つガスバリア性が求められます。

酸素は劣化要因の1つ

そもそも酸素は劣化要因の1つで、食品の消費期限を短くしたり、高温多湿の環境ではあっという間に腐敗させる原因になります。
それは食品の品質、信頼性に関わる問題となるので、しっかりと密封しつつ開けやすい資材で包むことが必要です。
店頭では陳列性も大事ですから、棚に並べやすくお客さんの目につくようにして、興味を持ったお客さんが手に取りやすいことが不可欠です。
軟包装を企画設計、製造する企業はそこまで考えて日々取り組んでいますし、お店に並ぶ商品はみな品質や扱いやすさ、分別のしやすさを考えて作られているといえます。
輸送中に破れたり中身が酸素に触れるのは論外ですし、かといって厚みが増すと開けにくくなってしまいます。
資源の節約の意味ではなるべく薄い方が良いですし、薄くしても強度や性能を保つことができれば、輸送コストの削減にも繋がります。

まとめ

ペットボトルの薄型化が進んでいるように、包装資材もコーティングの進化によって、薄くできるようになっています。
ボトルのラベル部分も同様に、薄くて軽く処分も簡単になっているのが特徴です。
近年はラベルレスのボトルも登場していますが、これも資源の節約の一環です。
割れやすい内容物の包装には緩衝材が必要ですが、割れにくいものであれば包装資材は柔らかくても大丈夫です。
そして、そういう資材で対応できる食品は多いですから、生鮮食品からスナック菓子に至るまで、幅広く活用されていて見かけることも多くなっているわけです。

 

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